口内炎の原因

  1. 細菌感染
  2. ウイルス感染
  3. 全身慢性炎症の部分症状(アフタ性口内炎)

口内炎発症の原因は、これら3つが相互作用です。いずれも慢性炎症がベースにありますが、これら慢性炎症を引き起こす原因・引き金の多くは生活習慣にあります。口内炎の原因となる活習慣をあげましょう。

  • 野菜・果物の摂取不足によるビタミン、ミネラル不足
  • 睡眠不足
  • 噛み合わせの悪さや虫歯
  • 慢性的ストレス(食事や寝ているときに噛んでいる→物理的粘膜刺激)
  • 刺激物の常食(ラウリル硫酸ナトリウムの入った歯磨き粉も含む)
  • 口呼吸をしている

以上の生活習慣に3つ以上のチェックがつけば、口内炎が定期的に再発してくるのは間違いないでしょう。また口内炎を引き起こす慢性炎症は、これ以外の重要な生活習慣によっても起こります。

口内炎の原因として全身慢性炎症の部分症状(アフタ性口内炎)として出る代表的な疾患をあげます。

  • ガン
  • 好中球減少、糖尿病、AIDSなどの免疫低下症
  • ベーチェット病
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 尿毒症

これらの病気の初期病変として口内炎が現れることがあります。いずれも、免疫系の異常、機能低下によって引き起こされています。

したがって、口内炎は決して舌や口唇といった口腔の局所病変でなく、全身の慢性炎症がそのベースにあることを知っておかなくてはいけません。口内炎は全身にあらゆる病気を引き起こす慢性炎症の警告となるものです。

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